●変幻自在で多様な価値の可能性を提案する日野自動車のFlat Former
日野自動車は東京モーターショー2019で革新的なモビリティスタイルのプラットフォームである「Flat Former」を発表しました。
人や物を効率的に移動させるモビリティからサービスを通じて人々に価値を提供するモビリティへと進化させるべく提案されたのがモビリティプラットフォーム「Flat Former」です。
日野自動車の代表取締役社長である下 義生氏によると、これからのモビリティはC・A・S・Eすなわちコネクト、自動運転、シェア、電動の4つが必要となってくるとのこと。
日野自動車ではそこにプラットフォームのPを足してS・P・A・C・Eとし、そのプラットフォームとなるものを提案する、と下氏は語ります。
そしてアンベールされたのがこのFlat Former。このFlat Formerの上に様々なサービスのためのボディが乗ります。
先程のC・A・S・Eを前提に、それを最大限に引き出し移動体の価値を様々に広げていくためのプラットフォームとして提案されたFlat formaer。
自動運転の軸となる通信技術と電動技術を究極的に突き詰めてこその提案です。そんな未来の提案をアニメとしてわかりやすく表現したのも日野自動車ブースの見どころ。
この動画は東京モーターショー2019に合わせてyoutubeでも公開されています。
変幻自在で多様な価値の可能性を提案する日野自動車のFlat Formerは、見た目とは裏腹に人々それぞれの価値を大事にする人間らしい提案と言えるのではないでしょうか。
(写真・文:松永和浩)