●フリーペーパーから電子書籍月刊誌の先駆けを歩んだ月刊AKIBA Spec
AUTOSPORT BOOKSではレースクイーンメディアとして分類されている月刊AKIBA Specが10月15日発売号で創刊10周年を迎えました。
創刊10周年を記念してAUTOSPORT BOOKSでは11月14日まで創刊10周年記念号が無料で購読できます。特集は今年の東京オートサロン2019で発表された日本レースクイーン大賞2018のグランプリ受賞者である林紗久羅さんとトヨタの最新スポーツカーGR SUPRAのコラボレーション。
10周年の年となった2019年を代表する両者のコラボレーションをお楽しみいただけます。
またGRスープラでは販売拠点のGR GARAGE東京深川にもお邪魔して店内の様子をヴァーチャルデート風に紹介しています。
また月刊AKIBA Specは主要なモータースポーツを毎戦レポートしています。今月号は雨のSUGOのSUPER GT。
そしてスーパーフォーミュラ岡山戦の山下健太選手の初優勝もレポートしています。
●月刊AKIBA Specのテーマは一貫して「萌え」
月刊AKIBA Specは前身となる月刊痛車道から続いての創刊10周年となります。月刊痛車道とは一体どんな雑誌だったのでしょう。
2007年4月にソフトバンククリエイティブより発売された世界初の痛車専門誌「痛車ろーど」を執筆した筆者が「痛車ろーど」の正当な後継誌として、秋葉原を中心に都内で配布が開始された痛車専門のフリーペーパーが「月刊痛車道」。
その後2010年3月には全国からの配布要望が集まったことで九州から仙台まで、全国に40の配布拠点を擁して毎月2万部を配布することとなりました。
現在の月刊AKIBA Specにつながるモータースポーツ特集は2010年10月号のグッドスマイルレーシングが導入したポルシェ911GT3Rの独占取材から始まります。BMWのJAF-GTマシンからポルシェ911GT3RというFIA-GT3へとスイッチし、その後はFIA-GT3の先駆けとして活躍していくグッドスマイルレーシングの中興をファクトリーで独占取材という形で伝えていきました。
そして2011年にはSUPER GTと全日本ラリーへの取材を強化していくという方針を打ち出して行ったのです。
2011年は折しも3月11日の東日本大震災によって印刷用紙の不足などで当時のIT情報系週刊誌などはPDFファイルや電子書籍での発行を余儀なくされるという状況。そんな中、月刊痛車道などのフリーペーパーも発行が難しくなっており、様々な取次店や企業からのお誘いも頂いたということでページ数を大幅に増やした上での電子書籍化となり、それに合わせて誌名も月刊AKIBA Specとしてリニューアルとの運びとなりました。
このリニューアルにより痛車、キャラクター、モータースポーツという2011年初頭に建てた「萌える」テーマはより鮮明となり、現在でも続く事となっていきます。このキャラクターの部分にはレースクイーンも含まれると解釈し、レースクイーンの方々も数多く紹介させていただいている、ということとなります。
10周年を迎えた月刊AKIBA Specは萌えに関するクルマのこと、クルマに関する萌えのことの両面を、特にモータースポーツなどを中心として15周年、20周年を目指していきたいと考えています。
(文・写真:月刊AKIBA Spec発行人編集長 松永和浩)
【関連リンク】
月刊AKIBA Spec 2019年11月号 創刊10周年特別号11月14日まで無料配布
http://www.as-books.jp/books/info.php?no=AKS20191015