トヨタ ヴィッツがフルモデルチェンジをして、ヤリスと名前を変えて間もなくデビューします。
ヤリスのボディ寸法は全長3940mmで全幅は1695mmと5ナンバーサイズをキープ。全高は1500mmとなっています。
ボディデザインでの特徴は曲面を全身に多用していることです。
特にリアフェンダー周りなどはブリスターフェンダー形状になっており、躍動感を演出しています。
リアウィンドウとテールランプが一体化したように見えるブラック処理にも注目です。
インテリアでは全車に標準装備されるディスプレイオーディオに注目です。
メーターは独立した2眼式の大きなものをメイン配置し、センターの画面には様々な他情報を表示するタイプ。
バイザーを小型化していることが目新しいです。
シートは前後ともにたっぷりしたサイズがありますので大人が4人乗っての移動も楽に行えそうです。
搭載されるエンジンは2タイプです。
従来にも設定されていた1L 3気筒エンジンは改良して高効率化しています。
1.5L 3気筒エンジンはTNGAプラットフォームに合わせた完全新設計のもの。
これに同じく新開発の、発進ギア付き・ワイドレンジCVTを合わせます。
また同時に6速マニュアルトランスミッションも用意しています。
ハイブリッド仕様は上記の1.5L 3気筒エンジンにモーターを組み合わせたものとしています。
今回のヴィッツはプラットフォームをTNGAに一新。GA-Bと呼ばれるタイプを採用しました。
これは従来モデルに比べて軽量化をしつつ、ねじれ剛性を30%以上強化し重心を15mm下げたもの。
サスペンションはフロントがストラットで、リアはFFモデルがトーションビーム。
電動モーター式4駆のE-Fourシステムを採用したモデルのリアサスペンションは、新開発のダブルウィッシュボーンになっています。
新型ヤリスの日本での発売は2020年2月中旬を予定。
ガソリンの4WDモデルに関しては同年4月を予定しています。
(写真・動画・文/ウナ丼)