トヨタ ヴィッツ改めヤリスへ。プラットフォームとエンジンも大きく進化!

トヨタ ヴィッツがフルモデルチェンジをして、ヤリスと名前を変えて間もなくデビューします。

ヤリスのボディ寸法は全長3940mmで全幅は1695mmと5ナンバーサイズをキープ。全高は1500mmとなっています。

フロントスタイル
上級グレードにはLEDの3連タイプヘッドライトが採用されます

ボディデザインでの特徴は曲面を全身に多用していることです。

特にリアフェンダー周りなどはブリスターフェンダー形状になっており、躍動感を演出しています。

サイドビュー
ボディサイドにはいく通りものラインが走っています

リアウィンドウとテールランプが一体化したように見えるブラック処理にも注目です。

リアスタイル
リアウインドウとテールライトユニットが一体化したように見せるブラックの処理が特徴です

インテリアでは全車に標準装備されるディスプレイオーディオに注目です。

インパネ
水平基調に伸びたデザインを採用しています
ディスプレイオーディオ
全車に標準装備するのがこのディスプレイオーディオ。スマホと接続することで様々な拡張機能を楽しめます

メーターは独立した2眼式の大きなものをメイン配置し、センターの画面には様々な他情報を表示するタイプ。

バイザーを小型化していることが目新しいです。

ステアリング
前モデルよりも小さくなったステアリングを採用365mmです

シートは前後ともにたっぷりしたサイズがありますので大人が4人乗っての移動も楽に行えそうです。

フロントシート
ジャージ素材にラメプリントを施してツイードのような雰囲気
リアシート
リアサイドウィンドウの上下高が大きく取られているため視界は良好です

搭載されるエンジンは2タイプです。

従来にも設定されていた1L 3気筒エンジンは改良して高効率化しています。

1.5L 3気筒エンジンはTNGAプラットフォームに合わせた完全新設計のもの。

これに同じく新開発の、発進ギア付き・ワイドレンジCVTを合わせます。

また同時に6速マニュアルトランスミッションも用意しています。

エンジン
これは完全新開発の1.5L 3気筒エンジンです

ハイブリッド仕様は上記の1.5L 3気筒エンジンにモーターを組み合わせたものとしています。

今回のヴィッツはプラットフォームをTNGAに一新。GA-Bと呼ばれるタイプを採用しました。

これは従来モデルに比べて軽量化をしつつ、ねじれ剛性を30%以上強化し重心を15mm下げたもの。

プラットフォーム
トヨタの新世代プラットフォームTNGAを採用しました。重心高が下がっています

サスペンションはフロントがストラットで、リアはFFモデルがトーションビーム。

電動モーター式4駆のE-Fourシステムを採用したモデルのリアサスペンションは、新開発のダブルウィッシュボーンになっています。

サスペンション
4WD車のリアにはダブルウィッシュボーンを採用

新型ヤリスの日本での発売は2020年2月中旬を予定。

ガソリンの4WDモデルに関しては同年4月を予定しています。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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