新型ミライ登場! 2代目は超ロングノーズ後輪駆動に進化【トヨタ 東京モーターショー出品車】

●シンプルに「これかっこいい!」といえるカタチになった新型MIRAI

トヨタは東京モーターショー2019において燃料電池自動車の2代目モデル『ミライ コンセプト(MIRAI Concept)』を出品します。

フロントショット
シグネチャーライトはフロントフェンダー中央まで回り込んでいます

このミライ コンセプトの全長は4975mm、全幅は1885mm。全高は1470mmなります。初代モデルに対して全高は65mmダウン、一方で全長が85mmpuプラスされています。

また駆動方式も従来のFFから後輪駆動に変更してきました。

サイドスタイル
ホイールは前後共に20インチ

外観デザインは6ライトを採用した流行のセダンクーペフォルムです。前後タイヤは20インチの超大径サイズ。

意図的に長く取られたボンネットなどにより、燃料電池車であるかどうかということよりも先に、シンプルに「これかっこいい!」と言えるカタチになったことが大ニュースです。

リアスタイル
クーペ的なスタイルを持っています

もちろんメカニズム面での向上も大きいです。FCシステムを完全に刷新し、水素タンクを容量拡大することで、航続距離を30%伸ばすことを目標に開発されています。

インテリア
ステアリングは意外なほど小径でした。センターには12.3インチのモニター装備

インテリアに目を移しても、外観同様にかっこいいものとなっています。

まずはレクサスLSに通じるような繊細で且つ大きな曲面を使ったインパネが目を引きます。また初代モデルでは4人乗りでしたが、今モデルから後席3人掛けの乗車定員5人となったこともニュースです。

このミライコンセプトは2020年末からの販売開始が予定されています。デビューが待ち遠しいモデルです。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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