擬装ネットの下には巨大グリル!? BMW「コンセプト4」実車版をキャッチ

●「4シリーズ グランクーペ」は新世代キドニーグリルを採用!?

新型BMW「4シリーズ」に設定される5ドアバージョン「4シリーズ グランクーペ」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW 4シリーズ グランクーペ 開発車両

数週間前にはキャリアカーで輸送中を捕らえていましたが、今回はミュンヘン市街地で走行中をキャッチしました。

4シリーズ・グランクーペは、同じプラットフォーム「CLAR」に基づく、フルEV「i4」と非常によく似ています。最大の違いは、エンジン冷却を必要としないi4が閉鎖されたグリルを持つのに対し、内燃エンジンの4シリーズでは通常の穴あきグリルを装備します。

また最新プロトタイプは、すでに生産型ヘッドライトやテールライトを装備、ハーフカップ型DRL(デイタイムランニングライト)が光り、その形状も確認できます。

BMW 4シリーズ GC外観_008
BMW 4シリーズ グランクーペ 開発車両

最大の注目はその新世代キドニーグリルです。同社では、フランクフルトモーターショーで「4シリーズ」新型を示唆する「コンセプト4」を発表。バンパー下部まで伸びるグリルは衝撃を与えましたが、果たして市販型でも採用されるのでしょうか。開発車両はメッシュの偽装により、明確な答えは出せません。しかし同じドットタイプのグリルで、巨大化されていることだけは間違いないと言えそうです。

予想されるパワートレインは、1.5リットル直列3気筒ターボエンジン、最高出力258psを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ、最高出力388ps、最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンのほか、プラグインハイブリッドも予想されています。

さらに3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する「M4グランクーペ」の初設定が噂されており、最高出力500ps以上、最大トルク598Nmを発揮すると思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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