新型ポルシェ 911にハイパフォーマンスモデル「GTS」設定へ! 911とはフロントフェイスを差別化

●カレラ以上GT3未満。出力は480psに向上した「GTS」

ポルシェ911(992世代)に設定される「911GTS」を完全フルヌードの状態でカメラが初めて捉えました。

ポルシェ 911 GTS外観_008
ポルシェ 992世代 GTS 開発車両

911GTSは「911カレラ」以上のスペックを持ちながら、「911GT3」ほど過激ではないスポーティなモデルです。捉えたプロトタイプは、911GT3のようにセンターロックホイールを装備していますが、巨大リアウィングや過度に攻撃的なボディキットは見られません。

ポルシェ 911 GTS外観_003
ポルシェ 992世代 GTS 開発車両

注目は911と異なる顔です。スクエア基調のフロントエンドを持つ911と比較すると、異なる形状のエアインテークは3分割され、完全に差別化された顔の印象です。リアエンドでは赤いユニットの代わりに透明なテールライトが見てとれるほか、ナンバープレートがバンパーから上部へ移動されていることが確認できます。

パワートレインは、3.0リットル・フラット6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は現行モデルの450psから480psへ向上、トランスミッションは6速MTが標準装備されるほか、7速PDKがオプション設定される見込みです。

新型911GTSは、2020年初頭に「クーペ」と「カブリオレ」が初公開されると予想されており、その後「タルガ」も登場予定となっています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる