新型ポルシェ・マカンターボの予約受注がスタート。価格は12,191,667円【新車】

●ダウンサイジングしながら先代モデルとくらべて出力を増強

絶大な人気を誇るポルシェのSUVマカンに加わった、新型マカンターボの予約受注が2019年10月1日から開始されました。価格は12,191,667円で、7速PDK、右ハンドルになります。

ミドルサイズSUVトップモデルと位置づけられている新型マカンターボは、大幅に改良された2.9Lの直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は324kW(440PS)。排気量は先代より20%ダウンサイズしながら、出力を10%増強。

ポルシェ マカン ターボ
10月1日から予約受注が開始されたマカンターボ。発売日は決まり次第発表される

さらに、オプションのスポーツクロノパッケージを使うと、静止状態から4.3秒で100km/hに到達(先代よりも0.3秒短縮)し、最高速度は270km/h(同プラス4km/h)となります。

ポルシェらしくブレーキも強化されています。新マカンターボには、最適化されたシャーシの一環として、パワフルな「ポルシェサーフェスコーテッドブレーキ(PSCB)」が標準装備されます。

新しいトップモデルは、ターボ専用フロントエプロンやダブルウイングデザインによる固定ルーフスポイラーなど、ユニークなアクセントで際立つ外観も見どころ。内装には、標準化された18ウェイのアダプティブスポーツシートやBOSEサラウンドサウンドシステムなどが用意されています。

ポルシェ マカン ターボ
ポルシェ・マカンターボのインパネ

さらに、完全にネットワーク化された標準装備の10.9インチフルHDタッチスクリーン搭載の「ポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)」は、14個のスピーカーと665Wの出力を備えたBOSEサラウンドサウンドシステムに接続されます。リアルタイム交通情報とスマートな音声操作によるオンラインナビゲーションも用意。

ほかにも、「Porsche Connect」には、LTEテレフォンモジュール、外部SIMカード用スロット、Wi-Fiホットスポットなどの多数のサービスが用意されます。

ポルシェ マカン ターボ
ポルシェ・マカンターボのリヤビュー

オプションでは、室内の空気質を改善するイオナイザー、アダプティブクルーズコントロールを含む新しいトラフィックジャムアシストも設定。このシステムは、60km/hまでの速度でセミオートマチックによる加速と制動が行われ、渋滞や低速交通での運転がサポートされます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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