●最大出力は625ps超に? エクステリアデザインは大きく変化
BMWの欧州Eセグメント「5シリーズ セダン」の最強モデル「M5セダン」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
現行モデルに設定されているF90型M5は2017年に登場。Mモデル セダンとして初の四輪駆動を搭載するなど革新的進化を遂げましたが、初の大幅改良ではエクステリアデザインに大きな変化が見られそうです。
捉えたプロトタイプは、フロントとリアにカモフラージュが施されていますが、ヘッドライトには、アウディ「TT」風DRL(LEDデイタイムランニングライト)が確認できます。キドニーグリルは大型されており「X5」「X6」「8シリーズ」で見られる形状になる可能性が高いほか、ベンチレーションを含むバンパーのデザインも再設計されるはずです。
リアエンドでは、偽装ガラスの下に新グラフィックのテールライトの一部も見てとれます。またキャビン内では、いくつかの新しいトリムオプションの設定やインフォテイメントシステムのアップデートがなされるでしょう。
パワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力600ps・最大トルク750Nmを発揮、「M5コンペティション」では最高出力625psw発揮、0-100km/h加速を3.3秒で駆け抜けます。現段階ではキャリーオーバーされる可能性が高いですが、CO2排出量の削減、サスペンションやブレーキのアップデート、さらに馬力アップがなされるという情報もあります。
ワールドプレミアはベースモデルのデビュー後、2020年後半に行われると予想されます。
(APOLLO)