●フォルクスワーゲン・ザ・ビートルの最終ロットが日本に上陸
2019年7月11日にメキシコのプエブラ工場で生産を終えた最後のフォルクスワーゲン「The Beetle(ザ・ビートル)」。生産終了が伝えられてから引き合いが多く、駆け込み需要もあるようです。
そんな中、最後のザ・ビートルが9月25日に愛知県豊橋に上陸しました。自動車専用船に載せられたフォルクスワーゲン・ザ・ビートルの最終ロットが、豊橋インポートセンターに隣接する明海埠頭第1号岸壁に接岸し、フォルクスワーゲン グループ ジャパンの社員も見守る中、同日上陸しました。
最後のザ・ビートルを積んだ自動車専用船は、8月27日(火)にメキシコのアカプルコを出港した「Dalian Highway(ダリアンハイウェイ)号」で、最終ロットとして合計63台のザ・ビートルを積載してきました。
パナマ船籍の「ダリアンハイウェイ」号は、川崎汽船が運行し、船長はselin Ignatov(ベゼリン・イグナトブ)氏。総トン数は8,535tで、航海総日数29日間の航路は、アカプルコ(メキシコ)→サンディエゴ(米国)→リッチモンド(米国)→日本 。積載されていたのは、フォルクスワーゲン・ザ・ビートルのみで63台。
なお、日本へのザ・ビートルの輸入は、2012年5月に開始され、今回の船による輸入分を含め、7年4か月で累計44,681台(The Beetle Cabriolet)が輸入されたそう。
最後のザ・ビートルは、「The Beetle R-Line Meister」で、エンジンは1.4L TSIで7速DSGとの組み合わせ。ボディカラーは「ストーンウォシュドブルーメタリック」。なお、9月25日時点でザ・ビートルは、フォルクスワーゲンのホームページに掲載されていて、広報部によると生産を終了していますから、販売店の在庫限りとなっているようです。
(塚田勝弘)