三菱自動車のミニキャブ トラックの「G」グレードに最新の予防安全技術「e-Assist」を搭載【新車】

●「サポカーSワイド」に該当させる改良を実施。そのほかにも各種安全装備を充実化

三菱自動車は、軽商用車ミニキャブ トラックの一部グレードで予防安全技術「e-Assist」の機能を強化を実施、これにより「サポカーSワイド」に該当させ、9月24日(火)に発売しました。価格帯は871,020円~1,315,440円(消費税8%込)です。

三菱自動車ミニキャブ
ミニキャブバン、タウンボックスは今年7月に「e-Assist」の機能を強化済み

2019年7月にミニキャブ バンの「ブラボーターボ」と「G」、タウンボックス全車に機能が強化された先進予防安全技術の「e-Assist」を標準装備済みです。

ミニキャブ バンに続き、今回の一部改良では「G」グレードの予防安全技術「e-Assist」の機能が強化され、サポカーSワイドに該当したことになります。

具体的には、衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)のステレオカメラタイプを新規追加。誤発進抑制機能は、前方の障害物の検知方式を、従来の超音波センサーからステレオカメラから検知方式が変更されています。なお、後方誤発進抑制機能は、従来モデル同様に用意されています。

三菱自動車ミニキャブ トラック
軽商用車ミニキャブ トラックの「e-Assist」の機能を強化

新規追加として車線逸脱警報機能を搭載。同機能により、約60km/h~約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、前方不注意などで車線をはみ出すと車両が判断すると、ブザー音とメーター内の表示により警報を発し、ドライバーに注意を促します。ふらつき警報機能も新規追加されていて、約60km/h~約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、自車の走行パターンを計測。車両が蛇行し、システムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音とメーター内の表示により警報を発します。ほかにも、新規追加になる先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストを用意。

加えて、「G」グレードにスタビリティコントロール機能とトラクションコントロール機能を持つASC(アクティブスタビリティコントロール)が採用され、安定した走行をサポート。横滑りを感知すると、4輪ブレーキ力とエンジン出力をコントロールし横滑りを抑え安定させ、滑りやすい路面での発進時にスリップを感知するとブレーキをかけてタイヤの空転を防止する機能です。

さらにヒルスタートアシストも搭載され、坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える時にブレーキを最大約2秒間キープし車両の後退を一時的に抑制されます。

ボディカラーには、「シルキーシルバーメタリック」が新たに設定され、全2色展開になっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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