運送事業者の生産性を引き上げるトラック・バス用のオールシーズンタイヤ「MICHELIN X Multi Grip Z」

●優れたロングライフ性能によりランニングコストの低減に貢献

日本ミシュランタイヤは、トラック・バス用のオールシーズンタイヤ「MICHELIN X Multi Grip Z」(ミシュラン・エックス・マルチグリップゼット)を、2019年11月より販売すると発表しました。発売サイズは11R22.5で、価格はオープン。

ミシュラン・エックス・マルチグリップゼット
トラック・バス用のオールシーズンタイヤ「MICHELIN X Multi Grip Z」

「MICHELIN X Multi Grip Z」は、大型車の中・長距離車両向けに開発されたタイヤ。深溝による長寿命化、全天候に対応型でオールシーズン使用でき、摩耗末期までグリップ性能維持、耐偏摩耗性などの特徴があり、運送事業者の生産性を最大化するタイヤ。大きな特徴である優れたロングライフ性能は深溝化により実現し、ランニングコストを下げ、コスト削減に貢献します。

さらに、新品時から摩耗末期まで最適化されたパターンデザインが高いグリップ性能を確保。ウエットでも、浅雪路面でも高いグリップ力を発揮し、全天候で安全性が維持されます。

ミシュラン・エックス・マルチグリップゼット
ワイヤー材をカーカスとトレッド部の間にタイヤの回転方向に対して平行に巻き上げ構成したコイルのMICHELIN X Multi Grip Z

また、偏摩耗抑制も盛り込まれています。インフィニコイルの採用により接地面が最適化され偏摩耗を抑制。タイヤの位置交換(ローテション)回数低減が作業時間の短縮につながり、生産性が向上します。

なお、インフィニコイルとは、ワイヤー材をカーカスとトレッド部の間にタイヤの回転方向に対して平行に巻き上げ構成したコイルです。利点は、トレッド部の剛性、安全性の向上。また、走行中タイヤ高速回転時の遠心力によって生じるトレッド中央部のせり上がりを防ぎ、変形による転がり抵抗を低減、発熱量が抑制されます。

均等な接地面の確保により、偏摩耗を抑制し、ケーシングの耐久性を向上させ、安全性も向上します。プレミアムワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」に搭載されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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