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■ホンダ優勝フィーバー!
シーズン後半戦がスタートし、いよいよF1日本GP(10月10日~13日開催)が近づいてきましたね。今年の日本GPはいつも以上に盛り上がるだろうなぁ。え? なぜかって!?
2015年からマシンの心臓部であるパワーユニット供給でF1に復帰したホンダが今シーズン、すでに2勝をあげているのです!
現在、ホンダとタッグを組んでいるのは2チーム。まずは今シーズンからパワーユニット供給を開始し、2勝をあげたレッドブルから紹介しましょう。
レッドブルは2010年から4年連続コンストラクターズ、ドライバーズのダブルタイトルを獲得したチャンピオンチーム。空力の鬼才、エイドリアン・ニューウェイの手がけるマシンとホンダパワーユニットがどのような化学反応を起こしてくれるのか、開幕前からとても楽しみにしていました。
開幕戦オーストラリアGPでは、いきなり3位表彰台を獲得! ホンダF1復帰後最高位、さらに表彰台獲得は2008年イギリスGP以来11年振りの快挙となりました。
その後も上位チームに引けを取らない走りを見せ、ついに第9戦オーストリアGPで優勝! 続く第11戦ドイツGPでは雨が降ったり止んだりの難しいコンディションの中、またまたポディウムの中央へ!! 復帰後厳しいシーズンが何年も続いていたホンダを応援してきた日本のファンにとって、まるでワールドチャンピオンを獲得したかのような最高に嬉しい出来事となりました。
■ホンダを優勝へ導いた未来のチャンピオン
この快挙へ導いてくれたのが、マックス・フェルスタッペン2015年に17歳という若さでF1デビューしたフェルスタッペンは、翌年2016年の第5戦スペインGPでレッドブルへ昇格。
さらにそのレースで初優勝を果たし、史上最年少優勝記録(18歳227日)という歴史を残したのです。
レースになると少々アグレッシブすぎる走りはあるものの、クシャっとしながら笑う姿がまた可愛い! このギャップがF1女子の心をくすぐるんですよね~。
そんなフェルスタッペンも今ではすっかりレッドブルのエースドライバー。確実に将来ワールドチャンピオンになるであろうドライバーのひとりなので、要注目ですよ!
■デビューイヤーにしてレッドブルに昇格
チームメイトは、今年2019年がF1デビュイヤーとなるアレクサンダー・アルボン。64年振りのタイ国籍ドライバーとして注目を集めていましたが、なんとフェルスタッペン同様、デビューイヤーでありながらもシーズン途中でトロロッソからレッドブルへ昇格! まさにシンデレラボーイです。
今年2019年のモナコGPで会う事ができたのですが、穏やかで笑顔が素敵なドライバーでしたよ。日本GPで見かけたら、ぜひ声をかけてみては?