遠くへ行きたくなるコンパクトSUV、ジャガー Eペイス【注目モデルとドライブデート!? Vol.15】

●百花繚乱のSUV。ジャガーの出した回答とは?

「またクルマを換えたんだ?」

待ち合わせ場所でクルマに乗り込んだ彼女はまずそう言った。そして、続けた。

E-Pace
ジャガーEペイス

「このクルマなら私も運転できるかも。小さいし、まわりがよく見えるからね。」

阿久津真央
阿久津真央とEペイス

新しいクルマはジャガー「Eペイス」。イギリスの高級ブランドであるジャガーのコンパクトSUVだ。

ジャガーはつい最近まで、スポーツカーとサルーン&ワゴンしかラインナップしていなかった。しかし、昨今のSUVブームを受けてSUVにも手を広げた。第一弾は2015年にデビューした「Fペイス」。そして、このEペイスはジャガーのSUVの第2弾だ。

Eペイス
Eペイスのサイドビュー

EペイスとFペイスの大きな違いは、車体のサイズ。全長4.7mのFペイスに対してEペイスはわずか4.4mしかなく、比べるとかなりコンパクト。国産車でいえばホンダ・ヴェゼルと同じくらいだ。

ジャガーにとってこのEペイスはコンパクトSUVへのチャレンジというだけでなく、ジャガー史上最も小さな車体である。だから「ベイビージャガー」という、ジャガーがこのEペイスにつけたキャッチコピーは実に分かりやすい。

Eペイス
リーピングキャット

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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