●フロントエンドはベースモデルと異なるデザインで差別化。EV航続距離も進化する新型ゴルフGTE
新型VW「ゴルフ」に設定されるプラグインハイブリッド「ゴルフGTE」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
キャッチした開発車両は偽装が厳重ですが、左フェンダー上部に充電口が確認できることからも「GTE」で間違いないと思われます。
新型ゴルフと同様のハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを装備していますが、異なるグリルやエアインテーク形状を持っており、差別化されたフロントエンドとなるはずです。また逆L字に光るテールライトの一部が見てとれますが、これはベースモデルと同デザインとなるでしょう。
完成されたコックピットの一部も撮影されていますが、デジタルクラスタを中心に3面のパネルを配置、ほとんどのコントロールはインフォテインメントシステムに統合され、利便性や高級感がアップします。
ゴルフGTEのパワートレインは、「パサートGTE」とシステムを共有、最高出力156psを発揮する1.4リットルガソリンエンジンと最高出力115psを発揮する電気モーターを組み合わせ、システム合計で218psを発揮します。
現行型では8.7kWhバッテリーパックを搭載していますが、新型では13kWhのバッテリーを搭載する予定で、EV走行は最大35マイル(56km)へ向上すると見られています。また0-100km/h加速は7.6秒以下、最高速度は222km/hのパフォーマンスが期待できるといいます。
ベースのゴルフ新型は、10月にワールドプレミアが予定されており、ゴルフGTEはそれ以降の年内が有力です。
(APOLLO)