公開直前! 新型 ポルシェ 911ターボは、往年のデザインも導入

●フランクフルトショーで公開が予想される新型911ターボ

ポルシェ「911」に設定されるハイパフォーマンスモデル、新型「911ターボ」のプロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ911(992世代)ターボ 開発車両

キャッチした開発車両は、9月開催のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアが予想されているだけに最終デザインがほぼ露出しています。

先代型と比較すると、リアのエアアウトレットはワイド化され、アクティブ・ウィングを再設計。テールライトは薄型になりLEDストリップライトで結ばれています。バンパーには新たにディフューザーが装着され、クワッドエキゾーストパイプは極太の丸形2本出しへ変更となっています。

ポルシェ911 ターボ外観_004
ポルシェ911(992世代)ターボ 開発車両

フロントエンドでは、ボンネットフードがスクエア基調になり、新グラフィックのヘッドライトが確認できます。またエアインテークを含むバンパーは「911」をベースとして拡大されているほか、996型(2002年〜2004年)以来となる「フラップタイプ」ドアノブを採用するなど、往年のデザインも取り入れられているのも特徴です。

ポルシェ911 ターボ外観_001
ポルシェ911(992世代)ターボ 開発車両

ベースとなる911のパワートレインは、3.0リットル水平対向6気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力450psを発揮しますが、ターボでは、3.8リットル水平対向6気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力は600ps以上が確実視されています。またトップモデル「ターボS」では640psまで向上するでしょう。

トランスミッションは、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「PDK」を搭載、2.9秒以内に62マイル(100km/h)に達し、最高速度は200マイル(320km/h)というパフォーマンスが予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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