●フランクフルトショーで公開が予想される新型911ターボ
ポルシェ「911」に設定されるハイパフォーマンスモデル、新型「911ターボ」のプロトタイプをカメラが捉えました。
キャッチした開発車両は、9月開催のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアが予想されているだけに最終デザインがほぼ露出しています。
先代型と比較すると、リアのエアアウトレットはワイド化され、アクティブ・ウィングを再設計。テールライトは薄型になりLEDストリップライトで結ばれています。バンパーには新たにディフューザーが装着され、クワッドエキゾーストパイプは極太の丸形2本出しへ変更となっています。
フロントエンドでは、ボンネットフードがスクエア基調になり、新グラフィックのヘッドライトが確認できます。またエアインテークを含むバンパーは「911」をベースとして拡大されているほか、996型(2002年〜2004年)以来となる「フラップタイプ」ドアノブを採用するなど、往年のデザインも取り入れられているのも特徴です。
ベースとなる911のパワートレインは、3.0リットル水平対向6気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力450psを発揮しますが、ターボでは、3.8リットル水平対向6気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力は600ps以上が確実視されています。またトップモデル「ターボS」では640psまで向上するでしょう。
トランスミッションは、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「PDK」を搭載、2.9秒以内に62マイル(100km/h)に達し、最高速度は200マイル(320km/h)というパフォーマンスが予想されています。
(APOLLO)