●登場は2020年前半。システム出力203ps以上を発揮
アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV、新型「Q3」に初のPHVモデルが設定されることが濃厚となりました。
南ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、ボディ左側面に充電ポートらしきものが確認できるほか、リアウィンドウに電動車両警告ステッカーが貼られています。この開発車両がフルEVのQ3や「Q4 E-Tron」のテストミュールであることも否定はできませんが、おそらくQ3 PHVモデルの可能性が高いといいます。
パワートレインは、1.5リットル直列4気筒エンジン+電気モーターで、システム合計203ps以上を発揮し、電気走行のみで最大31マイル(50km)と予想されます。またQ3 EVでは、35.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、航続は186マイル(299km)となりそうです。
アウディは全世界の主要な市場において、2025年までに約20の電動モデルを発売し、そのうち約10台をEVとすると発表しており、その中にQ3プラグインハイブリッドや、Q3 EVが入るものと予想されています。
PHVの設定は2020年前半が有力です。
(APOLLO)