●復活のミッドシップはハイブリッドモデルも登場?
トヨタは現在、2ドアスポーツ「MR2」の開発に着手していると見られていますが、そのパートナーがポルシェとなる可能性があることがわかりました。
MR2は、1984年に日本初の市販ミッドシップモデルとして誕生、2代目は1989年に発売され人気を博していましたが、1999年に製造中止となっています。
今回の情報は、海外オートニュースサイト「Autoindustriay」のインタビューにて、同社チーフエンジニアである多田哲也氏が答えたものです。それによると、「スープラ」ではBMWとタッグを組んだが、MR2ではポルシェとパートナーシップを組むことが理想だと語ったようです。もちろん、これは確定事実ではなく多田氏のリップサービスの可能性もあります。しかしインタビュアーによれば、全くの冗談とも言い切れないといい、胸が高鳴ります。
予想CGを提供してくれたのは、デザイナーEsa Mustonen氏です。リアエンドには、新型「スープラ」を彷彿させるアグレッシブなダックテールスポイラー、エアアウトレット、エアスプリッターを装着。フロントにはバンパーまで伸びるブーメラン型LEDデイタイムランニングライトを装備、「カローラスポーツ」をさらにスポーティにさせたフロントエンドに、曲線を多用した流麗なフォルムが見てとれます。
パワートレインに関しては、2.0リットル水平対向直列4気筒エンジンが有力であるとともに電気モーターと組み合わせたハイブリットの可能性もあるようです。
またインタビューでは、「GR」の未来についても言及。「ヴィッツ/ヤリス」を始め「ハリアー」「プリウス」など全ラインアップに設定する計画を持っていることも明らかにされています。
(APOLLO)