●軽トラックにも衝突被害軽減ブレーキ、前後誤発進抑制機能が搭載される時代に
いまでは軽自動車から高級車まで衝突被害軽減ブレーキの搭載が必須メニューになりつつありますが、「はたらくクルマ」も例外ではありません。
2019年9月2日、スズキは軽トラックのキャリイを一部改良し、軽トラック初の夜間歩行者検知に対応した衝突被害軽減ブレーキを搭載するなどして9月17日より発売すると発表しました。
今回の一部改良では、衝突被害軽減ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」が採用され、軽トラックで初めて夜間の歩行者を検知可能にしています。
また、軽トラックで唯一搭載されている前後の誤発進抑制機能に加えて、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなども新たに採用することで、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の機能を充実。
同機能を「KX」「スーパーキャリイ」、特別仕様車「KCスペシャル」「農繁スペシャル」に標準装備したほか、メーカーオプション設定車が増やされています。なお、「スズキ セーフティ サポート」装着車はKCパワステ、KCパワステ農繁仕様、KCエアコン・パワステ、KCエアコン・パワステ農繁仕様に設定。さらに、ボディカラーに「クールカーキパールメタリック」を新設定するなど、全5色展開になっています。
内外装では、フォグランプベゼルがメッキ(KX)に変更され、ヒーターコントロールパネルがダイヤル式に変更されています。キャリイの価格帯は、722,520円〜1,270,080円。スーパーキャリイは1,022,760円〜1,387,800円。キャリイ 特別仕様車のKCスペシャルが952,560円〜1,183,680円。農繁スペシャルが1,128,600円です。価格はいずれも消費税8%込みです。
(塚田勝弘)