システム出力400馬力の電動ホットハッチ。BMWが1シリーズに「Mi140e」を設定?

●最強のホットハッチ争いにBMWも参戦。PHVモデルで最強の座を狙う!?

BMWの新型「1シリーズ」には最強モデルとして「M135i」がラインアップされていますが、その上位モデルとなるPHV「M140e」を設定する計画があることがわかりました。

BMW M135i外観_002
BMW M135i

1シリーズは、同社が2004年から発売されているCセグメントハッチバックです。駆動方式はFRを採用し、コンパクトながら駆けぬける歓びを継承しました。その後2011年に第2世代が発売され、2019年には第3世代が登場、歴代初となるFF駆動を採用し室内空間の拡大が図られました。

現行モデル発表直後に設定された最強モデル「M135i xDrive」は、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力306hpを発揮。8速「ステップトロニック」と組み合わされ、駆動方式は4WDとなっています。

BMW M135i外観_004
BMW M135i

BMWは2023年までに25車種の電動モデルを発売予定で、「M140e」はその中の1台と思われます。予想されるパワートレインは「M135i」同様の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに電気モーターを組み合わせ、最高出力400hp・最大トルク400Nmを発揮します。

また35kWhのバッテリーを搭載し、EV走行は50〜70マイル(80km〜112km)が予想され、順調に計画が進めば2020年にもワールドプレミアが期待できるようです。

ライバルとなるメルセデス「AMG A45」は、世界で最もパワフルと言われる直4を搭載し最高出力は387hpを発揮。頂点となる「S」では最高出力が421hpまで高められています。VWも新型「ゴルフ」が控えており、2020年以降高性能ハッチバックの熱い戦いが見られそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる