●最新のプラットフォームを採用し、前モデルから走行性能や剛性が向上
米国カリフォルニア州に本拠を置く新興メーカー「レズバニ」が予告していた新型クロスオーバーSUV、「タンクX」がついに公開されました。
レズバニは2017年に地球上最強といわれた「タンク」を発表、ライフル弾防御ガラスや防弾パネルなどを採用した装甲車顔負けのSUVとして注目を集めました。
それから2年が経過、初公開された2020年モデルは、ジープ「ラングラー」JK世代のプラットフォームから、最新のJL世代を採用してボディを大刷新。走行性能や剛性が向上しているといいます。
新型ではボンネットフードがより立体的になり、リアサイドウィンドウやボディパネル形状、さらにテールライトやCピラーなども再設計されフルモデルチェンジレベルとなっているようです。
パワートレインは、エントリーモデルに最高出力285hpを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、その上には3.6リットルV型6気筒NAエンジンや最高出力500hpを発揮する6.4リットルV型8気筒エンジンをラインアップ。
そしてハイエンドモデルでは、ダッジ「チャレンジャーSRT デーモン」に搭載されている6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを移植し、最高出力は現行型から倍増の1,000hpを発揮します。
また価格も現行モデルの2千万円から大幅にアップされ、349,000USドル(約3,700万円)と発表されました。
さらにサーマルナイトビジョンシステムが2,500USドル(約69万円)、自動サイドステップと室内照明パッケージが各2,500USドル(約26万5千円)、オフロードレース対応FOXサスペンションが12,500USドル(約132万5千円)、フルレザーインテリア5,500USドル(約58万3千円)、フォーカルサウンドシステムが1,850USドル(約19万6千円)、サイドカメラが850USドル(約9万円)、デュアルバッテリーセットアップ2,500USドル(26万5千円)、補助ガスタンクが7,500USドル(約80万円)、ド派手なロールスロイス製ヘッドライナーが6,250USドル(約66万円)と高額なオプションがズラリと並びます。
核戦争や電磁パルス攻撃からの保護オプションも2,500USドル(約26万5千円)で提供されるようです。
すでに26万円のデポジットにより受付開始されており、右ハンドル仕様も用意されているようで、日本で発売される可能性があるかもしれません。
(APOLLO)