●システム出力571psを発揮するインフィニティ「Q60」のハードコアバージョン「ブラックS」
インフィニティの高性能2ドアクーペ「プロジェクト・ブラックS」の生産が確定し、市販化が濃厚となったことがわかりました。
ブラックSは、2016年1月のデトロイトモーターショーにて「スカイライン クーペ」後継モデルとして発表された「Q60」のハードコアバージョンです。
開発はルノーF1チームとインフィニティの共同で行われ、直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。「Q60レッドスポーツ400」をベースに、2つの環境発電システムを備えています。
それらにより生成された電気は4.4kWhのリチウムイオンバッテリーパックに保存、eターボと後軸に搭載された電気モーターと組み合わされます。システム合計出力は、ベースモデルより163psも向上した571psを発揮、0-100km/h加速は4秒未満を実現しています。
今回はルノーF1チームによりトラック中心の開発が完了し、2019年後半より生産が開始されることが発表されたことを受け、市販化が濃厚となったようです。インフィニティは昨年発表後も改良を重ねており、市販型ではさらなるパフォーマンスの向上も期待できると予想されています。
限定販売が予想されますが、台数や価格は今の所不明です。
(APOLLO)