80年代テイスト全開な今回の激安125・ホンダ CG125。前回スタイリングを紹介しましたが、今回は乗ってみてどうなのか検証しました。
見た目だけじゃなく乗り味も普通じゃないんです!
CG125は単気筒エンジンで車重も軽く、街での移動にはまさにぴったりな乗り味。今回は街中で使ったり、日常の足として使いましたが、スクーターではなくネイキッドジャンルの125で言ったらこの性格はCGにしかないかもしれません…。
125のスクーターと同じクラスですが、スクーターはもっと安定感があったりスピードが出るのに対し、CGはヒラヒラした軽快な乗り味が特徴で、125なのに低回転でギアをつないでもトコトコ吹けあがってくれるトルクもあります。感覚的にはスーパーカブにかなり近いかもしれません。
乗りやすさ的には50ccの原付きとかと大差ないレベルのストレスフリー加減。
もちろん「足」として徹底的に考えて作られているスクーターには敵いませんが、この乗り味や走りやすさはスクーターとはまた別の魅力があるもの。
逆に言えばツーリングなどはあまりに街乗り仕様過ぎて長距離はキツイかも…。この魅力を活かせるのは街乗り、買い物、通勤・通学、走っても短距離のツーリングなど、125だから楽しいと思えるシチュエーションをより楽しくしてくれるのがCG125です。
CGの軽快なハンドリングはちょっとアグレッシブに走っても楽しいもの。よく学生さんが原付きでフルバンクしてみる!とかビックバイクではなく小さいバイクで楽しめる遊びをやっていたりしますが、その延長にあるのがCGのヒラヒラ感。
コーナーでバイクを倒すぞ!と思ったときにはもうすでに倒れ始めているくらい、感覚的に乗れるんですが、めちゃくちゃ攻めてると思っていても実際にはそこまで攻めきれるバイクではないので気持ちだけ攻めてる感覚になるんです(笑)
これって実は結構大切で、極論SSでこの感覚を味わおうとすると本当にめちゃくちゃ攻めないと味わえません。このくらいがちょうどいい、というのはまさにCGの事かも!?
詳しい人達の間でコスパ最強バイクとして登場することがあるCG。乗ってみて思いましたが、確かに10万ちょいで買えてこの楽しさがあるならアリだと思います。逆にこういう魅力があるバイクって今ではまず出てこないし、同じジャンルの楽しさを持つ旧車にすると遊びバイクとしては考えられないほど高額…。
旧車的な乗り味があって壊れる心配がなく、街でも楽しく乗れて遊べるバイクはやはりアジア系125が一番なのかもしれません。クセ強めだけどこのクセが魅力的に感じてしまう、遊べる125でした!
CG125は新車で税込み¥129,000で買えます。ある意味125の楽しさがわかりやすいバイクなのかもしれません。特に今までスクーターに乗っていて「もうちょいバイクらしい楽しさが欲しいなぁ」と思っている方がCGに乗ったら魅力にベタぼれするかも。
あまり知られていないけど実はアツいアジア125は今後もレポートしていきます。お楽しみに!
(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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