「Honda e」ってどんなクルマ? ホンダが発売する同社初のEVは「走りの楽しいEV」

●国内向けは来春に投入。ホンダらしいこだわりを満載したホンダ・e

ホンダが来春、同社初のEV「Honda e」を国内向けに投入するようです。

ジュネーブモーターショー2019で公開した「eプロトタイプ」をベースにした、「フィット」サイズのコンパクトEV(5ドアハッチバック)となる模様。

ホンダe
ホンダeの外観

各種情報によると、専用プラットフォームに既存PHEV用のモーターを搭載し、前後重量バランスへの配慮から後輪駆動方式を採用。床下にバッテリーを搭載しており、最大航続距離は200km以上に達するそう。

低重心で安定感のある「走りの楽しいEV」を目指して開発されているようで、欧州では既に予約受注が始まっているようです。

かつての「N360」を彷彿させるエクステリア・デザインが親しみを感じさせると共に、スッキリとした水平基調の木目インパネも好感が持てます。

ホンダe
ホンダeのインテリア

販売価格が気になるところですが、「Honda e」には追ってスポーツ・バージョンなどの派生モデルも用意されるようなので、今後の展開が大いに注目されます。

Avanti Yasunori・画像:HONDA)

【関連記事】

EV主流の中国でなぜ? トヨタ系電池メーカーがHV用駆動電池を現地生産するワケは?
https://clicccar.com/2019/08/14/902894/

トヨタとパナソニックがEV用バッテリー開発で2020年に新会社設立へ
https://clicccar.com/2019/01/22/688762/

トヨタが次世代環境車(EV・FCV)の商品化加速に向けた新組織を立ち上げ
https://clicccar.com/2018/10/14/639626/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる