BMWのミドルクラス・ワゴン「5シリーズ ツーリング」の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。7代目となる現行型5シリーズは2016年に発表され、2017年にツーリングが発売。今回が初のフェイスリフトとなります。
捉えたプロトタイプは前後がガッチリとカモフラージュされており、ディテールは不明です。しかし、大型のワイドなキドニーグリルを装着し、ヘッドライトのグラフィック、エアインテーク形状のほか、リアエンドでは、テールライトやバンパーが再設計されることは間違いないでしょう。
注目は兄貴分7シリーズに新たに設定されたPHV「745 e」パワートレインの流用です。745eは従来の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターではなく、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを軸にした新たなPHVシステムとなります。システム合計出力は389psを発揮しますが、新たに加わる「545e xDrive」では微調整され、最高出力375psが予想されています。
キャビン内では、インフォテインメントシステムやインテリアのアップデート程度が予想されます。ワールドプレミアは最速で2020年後半ですが、2021年になる可能性もあるようです。
(APOLLO)