【新車】新型ダイハツ・タントが月販目標台数の約3倍の受注を獲得

●ライバルとの激しい販売競争が予想されるタント。元祖モデルとしての意地を見せた!?

2019年7月9日(火)に発売されたダイハツの新型タントの発売約1か月の累計受注台数が発表されました。発売後約1か月時点で、月販目標台数である1万2500台の約3倍となる約3万7000台となっていて、同社では好調な立ち上がりとしています。

ホンダN-BOX、スズキ・スペーシアなどのライバルと激しい販売競争が繰り広げられているダイハツ・タント。軽スーパーハイトの元祖として、市場を確立し、先代はモデル末期でも根強い人気を誇っていました。

ダイハツ・タント
新型ダイハツ・タントの外観

新型タントは、ユーザーニーズに徹底的に応えるべく開発されています。「新時代のライフパートナー」をキーワードに、中心となる子育て層だけでなく、幅広い世代のニーズに応え、ダイハツらしい良品廉価な商品を目指したとしています。

ダイハツ・タント
ミラクルオープンドア

新型タントの魅力である室内空間の広さはもちろん、お馴染みの「ミラクルオープンドア」をはじめ、新型タントで初採用された運転席の超ロングスライド機構を含めた「ミラクルウォークスルーパッケージ」を実現し、使い勝手の良さをさらに高めています。

ダイハツ・タント
新型ダイハツ・タントに初採用された運転席の超ロングスライド機構

また「次世代スマートアシスト」として、充実した先進・安全装備が採用され、全方位で大幅に機能と性能を進化させています。こうした改良を加えながらも「良品廉価」を掲げるように、価格面でも手が届きやすい設定になっていて、発売直後だけでなく、モデルライフを通してどれだけ支持されるか注目です。

(文/塚田勝弘・写真/長野達郎)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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