新型VWゴルフGTIのプロトタイプをキャッチ。ニュルブルクリンクで高速テストをスタート

●マイルドハイブリッドから2Lターボに変更!? 次期GTIは2020年デビュー

新型VWゴルフ(Mk8)に設定される高性能モデル「ゴルフGTI」が、ニュルブルクリンクで初の高速テストを開始しました。

キャッチした開発車両は、新型ベースモデル同様にハーフカップLEDデイタイムランニングライトを装備していますが、より大型のエアインテーク、高性能ブレーキをカバーするチャンキーホイール、サイドスカート、デュアルエキゾーストパイプ、リアスポイラーなどアグレッシブな装いが見てとれます。

パワートレインに関しては、48VマイルドハイブリットをVWグループ前取締役会長マティアス・ミュラー氏が計画していたといいます。しかし、後任のDr.ヘルベルト・ディース氏の主導によりアップデートされたアウディ製2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーの搭載が濃厚となっているようです。6速MTまたは7速DCTと組み合わされ、そのスペックは最高出力は歴代最強の300psと噂されています。

コックピットには、デジタルインストルメントクラスタ、及びインフォテイメントシステム用のタッチスクリーンディスプレイを標準装備し、最新情報を受信できる常時オンラインのインフォテイメントシステムの搭載が予想されます。

また専用のステアリングホイール、ギアシフター、カーボンファイバーのトリムなど高性能スポーツらしいアクセントも期待できるでしょう。

新型では3ドア(日本未導入)は廃止され、5ドアのみの設定となり、2020年内のワールドプレミアが予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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