メルセデス・ベンツのフラッグシップサルーン「マイバッハSクラス」は次期型でもV12エンジンを搭載

●豪華装備が満載。フラッグシップモデル・マイバッハは贅を尽くしたモデルに

メルセデス・ベンツのフラッグシップ・4ドアサルーン『Sクラス』のハイエンドモデルとして存在する「マイバッハSクラス」の次期型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ドイツ市街地で目撃されたプロトタイプは、厚いカモフラージュで細部を隠していますが、ショートフロント+ロングリアオーバーハングが印象的です。

一見、現在開発が進められているSクラス次期型かと思われましたが、フロントグリルには縦スラットの偽装、明らかに長いホイールベースや後部ドアからも「マイバッハ」と推測されます。

次期型では上部にLEDデイタイムランニングライト・バーを備えるシャープなヘッドライト、クロームメッキの縦スラットグリル、新設計されたエアインテークやバンパーを装備します。また、テールゲートまで伸びるLEDテールライトや格納式ドアハンドルも採用されるようです。

現行モデルでは全長215インチ(5,462mm)・ホイールベース132.5インチ(3,365mm)と、ベースモデルのSクラスより7.9インチ(200mm)長いですが、次期型でもほぼ同サイズとなりそうです。。

キャビン内では、Sクラス次期型同様に縦型のデジタルインストルメントクラスタや大型のタッチスクリーン・インフォテイメントシステムを搭載。高級レザー、ウッドトリム、メタリックなどのアクセントが豊富に使われます。

広いフットスペースを持つ後部席にはエアコン、換気、マッサージ機能を装備するほか、エアバランスキャビンフレグランスシステム、4ゾーンエリア自動気候制御システム、ソフトクローズドア、リアテーブル、ホット/コールド用カップホルダーなど、至れり尽くせりの豪華仕様となっています。

メルセデス・ベンツは、Sクラスにおいて往年のV型12気筒の廃止を決定したためマイバッハのパワートレインが注目されましたが、次期型でも最高出力630ps・最大トルク1,000Nmを発揮する6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンが搭載される可能性が高いようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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