人気の軽キャンパー「ネクストキャンパー」が新型スズキ・エブリイに対応。ニーズに応じて4タイプから選択できる

●先進安全装備が強化された新型エブリイに対応した「ネクストキャンパー」シリーズ

四輪50ccミニカーの「ネクストクルーザーEV」、公道走行が可能で折りたたみ可能な電動バイク「BLAZE SMART EV」などを手がける名古屋市のブレイズは、軽自動車4ナンバー1BOXタイプに対応した軽キャンピングカー「ネクストキャンパー」もリリースしています。

ネクストキャンパー
ネクストキャンパー(オプション、市販用品含む)の外観

衝突被害軽減ブレーキなど、2019年6月の一部改良により、安全性能が向上した最新バージョンといえるスズキ・エブリイも「ネクストキャンパー」仕様に対応しています。

ネクストキャンパー
最上級のnext camper premium

「ネクストキャンパー」は、4モデルのキャンピングカーキットで展開。日本の職人の手で作り上げた最高品質の家具やベッドマットが自慢です。業界初の180°回転するシンクや1.5m伸縮式シャワーにより車外でも快適に使用でき、2000Wインバーター搭載でさまざまな家電製品が使用できるなど利便性の高さにも定評があります。

目的に応じて4モデルのキットが用意され、価格帯は398,000円〜698,000円。仕様によっては新車の車両本体価格、最高級キットの費用を含めても乗り出し200万円を切るため、団塊世代・シニア層を中心に近年リタイアした高齢者などからの引き合いが増えているそうです。

「ネクストキャンパー」に用意される4モデルのうち、最高級の「next camper premium」はベッドマット、両サイドリヤ大型キャビネット、両サイドリヤ中央大型キャビネット(アクリルミラー付)、天井大型キャビネット、LED照明、2000W最大出力インバーター、AC100Vコンセント4個、DC12Vソケット、USBポート、走行充電装置、サブバッテリーボルトメーター、コンパクトシンク、収縮式シャワー、180°回転機能付シンク、給排水タンクなどを装備。価格は698,000円(税抜)で、取り付け費用は59,900円(税別)。

ネクストキャンパー
next camper Limited

「next camper Limited」はブラックレザー仕立てで、ベッドマット素材は鮮やかなボルドーレザー。写真のテレビ、セカンドシート上部マット2分割仕様はオプションです。価格は598,000円(税別)で、取り付け費用は49,900円。

ネクストキャンパー
next camper sleeper

文字通り寝ることに特化した「next camper sleeper」は、ダークブラウンウッド仕上げで、ベッドマットはラウンモケット。価格は458,000円(税別)で、取り付け費用は39,900円(税別)。

ネクストキャンパー
シンプルなnext camper kit

さらに、「next camper kit」もあります。ベージュウッド仕上げで、ベッドマット素材と色はグレーモケット。価格は398,000円(税別)、取り付け費用は29,900円(税抜)。なお、4タイプともに後方部分のサイズは縦1750mm×横1250mm。

ネクストキャンパー
ポップアップルーフテントもオプション

オプションも充実していて、人気の高いサイドオーニング、車載用電子レンジ、温冷蔵庫など多数の設定があります。ニーズの高いサブバッテリー増設オプションも2016年6月から発売されています。サブバッテリー増設により長時間、家電製品が使用でき、より快適なキャンピングライフを提供。

全タイプ、4ナンバータイプで、最大350kgまでの積載量に耐えられるように設計されています。対応車種は、スズキ・エブリイにも、ダイハツ・ハイゼット、三菱ミニキャブ、マツダスクラム、トヨタピクシス、日産NV100があり、すべて4ナンバーモデルが対象になります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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