新型アウディ・A3はフルEVモデルもラインナップ? アルプスで開発車両をキャッチ

●新型アウディ・A3は3ドアを廃止し、5ドアクーペを新設定か?

アウディのコンパクト・ハッチバック「A3」の次期型開発車輌を、これまでで最も鮮明にカメラが捉えました。

アルプスで高地テストを開始したプロトタイプは、ワイドなグリルやコンパクトになったコーナーエアインテークが見てとれます。ヘッドライトのアウトラインも鮮明に確認できますが、中のユニットはまだ市販型ではないようです。

よほど隠したいのか、開発車両を目撃する度に異なったグラフィックが見られ、この最新プロトタイプも上部のLEDデイタイムランニングライトバーはフェイクと思われます。

注目はこれまでのテスト車両では見られなかった、電動モデルのようなホイールの装着です。さらにエキゾーストパイプが確認できないため、噂されているフルEVモデルの可能性もあります。

しかし、ハッチゲートにはドイツ語でブレーキテストを意味する「BREMSEN TEST」のステッカーが貼られていることからも、今回のミッションはブレーキキャリパーやローターのテストがメインとなっているようです。

新型のパワートレインは、1リットル直列3気筒エンジン、1.5リットル直列4気筒エンジンのラインアップが予想されるほか、48Vマイルドハイブリッドや「e-tronプラグインハイブリッド」、さらにはフルEVモデルも期待され、電動化に注目です。

キャビン内のダッシュボードの中央には、10.1インチMMIタッチスクリーンディスプレイのほか、12.3インチのデジタル・インストルメントクラスタを装備、クロームメッキのドアハンドルなどスポーティな仕上がりが期待できるでしょう。

A3新型は最速で今年後半に登場が期待されており、新型では3ドアが廃止されるとともに、5ドアクーペの設定が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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