■2シリーズにも「グランクーペ」登場
BMWのコンパクト・4ドアクーペ「2シリーズ グランクーペ」の開発車両をカメラが捉えました。ハッチゲートを持つグランクーペは「4シリーズ」「6シリーズ」に設定されており、これが最小のグランクーペとなります。
なんともファンキーなボディラップに身を包んだ最新開発車両は、ヘッドライト形状、メッシュグリル、バンパーエアインテークのデザインまで確認できます。またリアエンドでは、テールライトのアウトライン、バンパーの形状までわかる、ほぼフルヌード状態です。
ただし、これは通常の2シリーズ グランクーペではないようです。わずかにローダウンされたボディにMロゴのブルーブレーキキャリパーを装着、「M135i 5ドアハッチバック」同様のグリルパターン、アグレッシブなコーナーエアインテーク、スクエア基調のツインエキゾーストパイプが装備されていることから、高性能バージョン「M235i」と見て間違いないでしょう。
ド派ボディのフロンドドアには、RQコードがプリントされ、アクセスすると「2シリーズ グランクーペ」専用ページにたどり着きます。そこには「TAKE A FIRST GLANCE AT THE ALL-NEW BMW 2 SERIES GRAN COUPÉ. FROM 24th OF JULY ON THIS PAGE」のメッセージがあり、7月24日には大きな進展が見られそうです。ただし、今の段階で市販型の発表か、新たなティザーイメージかは断定できません。ぜひスマホで読み取ってみてください。
新型では、グランツアラーやSUVの「X2」から流用される「UKL2」プラットフォームが採用され、駆動方式がFRからFFへ変更されます。パワートレインは、最高出力142psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、今回捉えたM235iには、最高出力306ps、最大トルク450Nmを発揮する、2リットル直列4気筒ターボを搭載し、0-100km/h加速は4.8秒の加速力が予想されます。また遅れて1.5リットル直列3気筒ターボ+電気モーターのプラグインハイブリットも期待できそうです。
(APOLLO)