高性能バージョン「M235i」か? BMW「2シリーズ グランクーペ」ド派手プロトタイプ登場

■2シリーズにも「グランクーペ」登場

BMWのコンパクト・4ドアクーペ「2シリーズ グランクーペ」の開発車両をカメラが捉えました。ハッチゲートを持つグランクーペは「4シリーズ」「6シリーズ」に設定されており、これが最小のグランクーペとなります。

なんともファンキーなボディラップに身を包んだ最新開発車両は、ヘッドライト形状、メッシュグリル、バンパーエアインテークのデザインまで確認できます。またリアエンドでは、テールライトのアウトライン、バンパーの形状までわかる、ほぼフルヌード状態です。

ただし、これは通常の2シリーズ グランクーペではないようです。わずかにローダウンされたボディにMロゴのブルーブレーキキャリパーを装着、「M135i 5ドアハッチバック」同様のグリルパターン、アグレッシブなコーナーエアインテーク、スクエア基調のツインエキゾーストパイプが装備されていることから、高性能バージョン「M235i」と見て間違いないでしょう。

ド派ボディのフロンドドアには、RQコードがプリントされ、アクセスすると「2シリーズ グランクーペ」専用ページにたどり着きます。そこには「TAKE A FIRST GLANCE AT THE ALL-NEW BMW 2 SERIES GRAN COUPÉ. FROM 24th OF JULY ON THIS PAGE」のメッセージがあり、7月24日には大きな進展が見られそうです。ただし、今の段階で市販型の発表か、新たなティザーイメージかは断定できません。ぜひスマホで読み取ってみてください。

新型では、グランツアラーやSUVの「X2」から流用される「UKL2」プラットフォームが採用され、駆動方式がFRからFFへ変更されます。パワートレインは、最高出力142psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、今回捉えたM235iには、最高出力306ps、最大トルク450Nmを発揮する、2リットル直列4気筒ターボを搭載し、0-100km/h加速は4.8秒の加速力が予想されます。また遅れて1.5リットル直列3気筒ターボ+電気モーターのプラグインハイブリットも期待できそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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