【新車】マツダ・デミオが「MAZDA2」に! マイナーチェンジで快適&安全装備も強化

■マツダの「社名+数字」戦略の狙いは?

アクセラからMAZDA3、アテンザからMAZDA6と、「社名+数字」というモデル名を順次採用しているマツダ。グローバルに合わせた改名ともいえますが、同社は、マツダブランドを鮮明化するという目的を掲げています。

5ドアハッチバックのマツダ・デミオも「MAZDA2」に車名変更され、新たなデザインと技術を採用し、2019年7月18日から予約受注を開始しました。発売は9月12日が予定されています。

「MAZDA2」が掲げるコンセプトは、「日常を豊かにする上質なパーソナルカー」。普段の生活の中でユーザーが感じる質感にこだわったマツダブランドへの入り口を担うクルマと位置づけられています。

外観は、ワイド感と安定感、エレガントさが追求され、彫りの深い造形表現で上質感を高めたデザインを採用し、高輝度塗装で質感を高めた16インチアルミホイールが用意されています。

キャビンは、上質さと遊び心を両立したデザイン/カラーコーディネーションとされたほか、きめ細かな対策により、会話のしやすい空間を実現した静粛性を確保。

そのほか、「運転席6Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)」や自動防眩ルームミラーが設定され、「マツダ コネクト」が「Apple Carplay」、「Android Auto」に対応しています。

安全面では「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」を全車速追従機能付とするとともに、ヘッドライトのLEDユニットの20分割化により夜間視認性を向上させた「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を設定するなど、安心・安全をサポートする機能も充実。

ほかにも、実用燃費を改善するi-ELOOP(減速エネルギー回収システム)をディーゼルエンジンに加え、ガソリンエンジンにも展開されています。

価格帯は、1.5Lガソリン仕様が1,544,400円〜2,257,200円。1.5Lディーゼル仕様が1,954,800円〜2,619,000円。1.5Lガソリン(ハイオクガソリン/MTのみ)で、レースへの参戦も想定された「15MB」が1,620,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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