●車名は「A250e」。最高出力は驚異の161ps+モーター101psを発揮するAクラスのPHV
かねてから噂のあった、メルセデス・ベンツ「Aクラス」のPHV(プラグインハイブリッド)モデルが、9月にも登場する可能性が高いことがわかりました。
英・Autocar誌の調べによると、メルセデス・ベンツ内部関係者およびドイツ運輸当局の資料により「A250e」の車名が与えられことがわかったといいます。Aクラスは1997年に初代が発売、2004年に2代目、2012年に3代目、そして2018年から現行モデルへ移行していますが、電動化は初となります。
A250eは、「A200」と同じく1.3リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。これに電気モーターが合わせられ、最高出力は161ps+モーター101ps、最大トルクは250Nm+モーター300Nmという強力なパワーを発揮します。またトランスミッションは新型「GLB」から流用される8速DCTと予想されています。
後部座席の下には「LG Chem」から供給されえる15kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、EV航続距離は37マイル(約60km)を可能にすると思われます。ドイツ運輸当局の文書によると、最高速度は87マイル(140km/h)で、バッテリーに対応すべくサスペンションも専用セッティングされるようです。
ワールドプレミアの場は、9月のフランクフルトモーターショーとなりそうです。
(APOLLO)