●デビューは10月の特別公開イベントか? 開発も大詰めの新型ゴルフをキャッチ
フォルクスワーゲンの主力ハッチバック「ゴルフ」(Golf 8)の最新プロトタイプをカメラが捉えました。ペアで出現した試作車はほとんどカモフラージュもなく、開発最終段階といえそうです。
次期型では「MQB」プラットフォーム最新バージョンを採用。ホイールベースが延長され、ボディは大型化されることは間違いありません。
捉えたプロトタイプは、ハーフカップのLEDデイタイムランニングライトを備える鋭いヘッドライト、再設計されたグリルが見てとれます。しかし、コーナーエアインテークのフォルランプはステッカーです。またテールライトもカモフラージュされていますが、現行モデルよりコンパクトなものに代わる可能性が高いようです。
そのほかの変化としては、サイドミラーが下部へ移動し、後部ドアが長くなっているのが見てとれます。
パワートレインは、直列3気筒1.0リットルTSI、直列4気筒1.5リットルTSIをラインアップするほか、1.0リットルと1.5リットル直列4気筒の48Vマイルドハイブリッドモデルが設定されることが正式に発表されています。新情報では、PHVのEV航続距離が最大50マイル(80km)に達すると伝えられ、これは新型BMW「3シリーズ」に設定されるPHVの63kmを大幅に上回る数値となります。
コックピットには標準装備となるデジタルインストルメントクラスタ、及びインフォテイメントシステム用のタッチスクリーンディスプレイを配置。最新情報を受信できる、常時オンラインのインフォテイメントシステムを搭載すると予想されます。
ゴルフ8のワールドプレミアは、9月のフランクフルトモーターショーと見られていましたが、そこでは「ID.3」ハッチバックの市販型を初公開することになり、ゴルフは10月の特別公開イベントでデビューする予定のようです。
(APOLLO)