発表直前でも、この警戒レベル…ランドローバーの元祖「新型ディフェンダー」デジタルコックピットを激写!

ランドローバーの歴史的オフローダー、「ディフェンダー」新型プロトタイプをカメラが捉えるとともに、コックピットの撮影にも成功しました。

生産終了から3年半が経過、いよいよ第二章が始まるディフェンダーですが、その最新プロトタイプでは、「#BEST 4X4 FAR」(最高の4WDが未来へ)と書かれたエクステリアは相変わらずカモフラージュが厳重で、市販型デザインは一切明かされていません。これは発表直前の開発車両としは異例の警戒レベルと言えます。しかし、撮影されたフロアパネル裏からは、リアにエアサスペンションが採用されていることが発覚しました。

また初めて撮影されたコックピットは、ダッシュボードに布が被されているものの、ステアリングホイールの向こうにはデジタルクラスタ、横にはインフォテイメントディスプレイを装備。画面下にはジョイスティック型ギアシフト、その右にはHVACコントロールが見てとれます。最新のJLR(ジャガー・ランドローバー・オートモーティブ)モデルには、「Touch Pro Duoインフォテイメントシステム」が搭載されていますが、ディフェンダー新型では提供されない可能性もあるようです。

採用が予想される「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)プラットフォームは、内燃機関、プラグインハイブリッド、EVなど、あらゆるパワートレインに対応しています。そのことからも、パワートレインは、2.0リットル直列4気筒インジニウムのほか、直列6気筒エンジン、48Vマイルドハイブリット、プラグインハイブリッドのラインアップが予想されます。

ディフェンダー新型は、7月4日に英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019」で初公開されることが決定しています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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