ランドローバーの歴史的オフローダー、「ディフェンダー」新型プロトタイプをカメラが捉えるとともに、コックピットの撮影にも成功しました。
生産終了から3年半が経過、いよいよ第二章が始まるディフェンダーですが、その最新プロトタイプでは、「#BEST 4X4 FAR」(最高の4WDが未来へ)と書かれたエクステリアは相変わらずカモフラージュが厳重で、市販型デザインは一切明かされていません。これは発表直前の開発車両としは異例の警戒レベルと言えます。しかし、撮影されたフロアパネル裏からは、リアにエアサスペンションが採用されていることが発覚しました。
また初めて撮影されたコックピットは、ダッシュボードに布が被されているものの、ステアリングホイールの向こうにはデジタルクラスタ、横にはインフォテイメントディスプレイを装備。画面下にはジョイスティック型ギアシフト、その右にはHVACコントロールが見てとれます。最新のJLR(ジャガー・ランドローバー・オートモーティブ)モデルには、「Touch Pro Duoインフォテイメントシステム」が搭載されていますが、ディフェンダー新型では提供されない可能性もあるようです。
採用が予想される「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)プラットフォームは、内燃機関、プラグインハイブリッド、EVなど、あらゆるパワートレインに対応しています。そのことからも、パワートレインは、2.0リットル直列4気筒インジニウムのほか、直列6気筒エンジン、48Vマイルドハイブリット、プラグインハイブリッドのラインアップが予想されます。
ディフェンダー新型は、7月4日に英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019」で初公開されることが決定しています。
(APOLLO)