昭和No.1のハイソカー「7Mソアラ」、トラスト流の大改造計画がスタート!その1【OPTION 1986年7月号より】

■新7Mソアラは伝説の「5M大川ソアラ」を超えられるか!?

ハイソカー…って言葉自体がThe昭和って感じですが、1986年7月号からスタートしたホットマシン作戦、それがこの「トラスト7Mソアラ」です。

『トラスト+ソアラ』といえば、5M改の通称「大川ソアラ」が超有名ですね。過去にclicccarでも紹介した5M改TD06ツインターボで最高速は309.27km/hを記録

その後継であり進化版のソアラで超スーパーチューンド・ソアラを制作しようとスタートしたのが、この新連載企画です。何度かに分け、紹介していきますね!

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■OPTION+TRUSTジョイントチューニング『スーパーソアラ7MG』

・ノーマル最強のマシンとして生を受けた新ソアラ。今、チューンドカーとして新たなる王者を目指す!

こうして比べてみると、トラスト・ツインターボソアラ(大川ソアラ)はさすがに車高が低い。トラスト製サスキット、それが300km/hでも安心して踏めるソアラの足の秘密だ。

対してノーマルソアラはイマイチ締まりなく、腰高に見えてしまう。当然、トラストでは特注のスプリング&ショックを作成、ベストセッティングといえる足を作り上げていくことになる。

■現GReddyチューンド 5MGツインターボ(通称:大川ソアラ)
最高速=309.27km/h
ゼロヨン=13.27秒(ドライ)

最高速309.27km/h。600ps近いパワーを誇りながらビックリするほどの耐久性とフレキシビリティを合わせ持つトラスト5MGツインターボ・ソアラ。その安定した実力は、文字通り史上最強のソアラである。

そのチューニングスペックを再確認すると…。

5M-GEUのポテンシャルをフルに発揮できるように手が加えられている。アリアス製ローコンプピストンを使用、ボア×ストロークは83×85mm、総排気量2759cc。ビッグバルブやカムシャフトなどトラスト製オリジナルパーツが組み込まれている。

タービンはTD06をツインで装着。これに合わせてトラスト製のステンレス製EXマニホールド、大容量ウエイストゲート、大型タイプ・インタークーラー、マフラーなどが高次元でマッチングを見せている。

キャブレーションは当然のようにEFIを生かしている。が、エアフローメーターは吸い込みタイプから加圧タイプに位置を移動している。これは多くのテストから生み出されたチューニングである。

この5MGツインターボを搭載したソアラは、トラストの走る実験室的な役割を最高速セリカXXから受け継ぎ、そして完成させたものだ。市販されたGReddy 5MGツインターボキットも、その大きな成果のひとつというわけだ。

■新チューニングベース 7M-GTEU
最高速=214.29km/h
ゼロヨン=15.47秒(ウェット)

直列6気筒DOHC24バルブ+空冷インタークーラー付きシングルターボ、最高出力230ps/5600rpm、最大トルク33kgm/4000rpm(ネット)。メーカーが作ったチューンドエンジン、それがこの7M-GTEUだ。

これまでの5MGや6MGは同じDOHCながらラッシュアジャスターの使用など、高回転型というより中低速トルク型エンジンだった。

が、この7M-GTEUは違う。単にターボが付いただけではない。ツインカムによるダイレクト駆動4バルブはなんといっても嬉しい変更点だ。動弁系の慣性重量が小さいことから、高回転までバルブの追従性がいい。その素性からして高回転、高出力型のユニットに生まれ変わっているのだ。またブロックをはじめ、各パーツの剛性も格段に向上していることは言うまでもない。

もちろん、最新電子制御エンジンだから、燃料セッティングから点火時期をはじめ、コンピューター・チューニングも大きな比重を占める。が、実際にはタービン交換やツインターボ化、カムシャフト形状や作用角を変えることで、その可能性はどんどん拡がっていく。可能性に満ちたチューニングベース・ユニット、それが7M-GTEUなのだ。

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1986年1月にリリースされた2代目ソアラ。次回その2は最高速チューニング計画、その予定チューニングを紹介しま~す。

[OPTION 1986年7月号より]

(Play Back The OPTION by 永光 やすの

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