●発表間近のポルシェ・タイカン。エンブレムと車名の載せてPR?
ポルシェは、初のEVスポーツ『タイカン』のワールドプレミアムを9月に行う予定ですが、発表前の最新プロトタイプをキャッチしました。
青いゼブラペイントでカモフラージュされていますが、フロントバンパー、サイドシル、リアフェンダー、トランクリッドに「TAYCAN」の文字を入れてアピールする開発車両は、まるでプロモーションカーのようです。
リアサイドウィンドウのプライバシーフィルムも外され、レーシングシートやロールケージなどキャビン内の様子が見てとれるほか、ボンネットフードには初めてポルシェのエンブレムが装着され、発表間近を感じさせます。
市販型には、ベースグレードのほか上位モデルの「4S」、トップモデルには13万ドル(約1400万円)以上と噂さされる「ターボ」のラインアップが予想されます。
今回捉えたプロトタイプはカーボンセラミックブレーキを搭載する最強「ターボ」の可能性が高いです。パワートレインは、最高出力600ps以上を引き出す永久磁石シンクロナスモーター(PSM)を2基搭載し、動力性能は0-100km/h加速が3.5秒以下・0-200km/h加速も12秒以下のパフォーマンスを発揮すると伝えられています。
ポルシェは、タイカン発売準備に向け、出力350KWの超急速充電ネットワーク「イオニティ」を欧州100ヶ所に拡大。100km走行分のバッテリー容量を充電はわずか4分の速さとなります。
(APOLLO)