●新型・ジュークの大胆なキャラクターラインはダミー? 決定デザイン?
日産が今秋にも発表を予定しているコンパクト・クロスオーバーSUV新型「ジューク」の最新テスト車両を目撃しました。
新型のアーキテクチャには、ルノー最新モデルと共有する「CMF-B」プラットフォームを採用。ホイールベースを延長し、居住空間が向上するとみられています。エクステリアでは、フロントコンビランプが薄くシャープなデザインに変更、その下に配置される丸型ヘッドライトは、現行モデルよりコンパクトに刷新される可能性があります。サイドミラーはドアへ移動され、Cピラーマウントドアハンドルは継承されているようです。
そしてこの最新プロトタイプでもっとも注目したいのが、フロントフェンダーからテールゲートまで伸びるキャラクターラインです。大胆にキックアップされているデザインがリアビューから良く確認することができ、これが最終市販型デザインなのか注目されます。
キャビン内では、完全に再設計されたダッシュボードを装備し、最新のインフォテイメントシステムが搭載されるほか、運転支援システム「プロパイロット」の最新バージョンも期待されています。
パワートレインは、1.0リットル直列3気筒ターボエンジンと1.5リットルdCiディーゼルエンジンのマイルドハイブリッドのラインアップが予想され、ハイグレードは全輪駆動がオプション設定となります。また1.6リットル直列4気筒エンジン+電気モーターのPHEVモデルが設定される可能性が高く、9.8kWhのバッテリーと組み合わせることでEV走行30kmを可能にするといいます。
ワールドプレミアは今秋とみられ、2020年初頭からの発売が期待できそうです。
(APOLLO)