新型シェルビーGT500、世界最強のスーパーチャージャーV8を搭載。出力は驚異の760馬力

●5.2リットルV8は「世界で最も密度の高いスーパーチャージャー」

フォードは、アメリカンマッスルカーの代表格である「マスタング シェルビーGT500」の2020年モデルを1月のデトロイトモーターショーで初公開しましたが、その驚愕のスペックが判明しました。

新型では、フォードのレーシング部門、フォードパフォーマンスの技術やノウハウが注ぎ込まれ、パワートレインには、世界で最も密度の高いスーパーチャージャーと主張する5.2リットルV型8気筒エンジンを搭載。

デトロイトモーターショーでは700馬力を超えると示唆していましたが、予想を上回る最高出力760ps・最大トルク847Nmを発揮すると判明しました。7速DCTと組み合わされます。また0-400m加速11秒以下、最高速度180マイル(289.6km/h)、0-100km/h加速は公表されていませんが、3.0秒以下と噂されています。

特殊機能では4つのエキゾーストモードを持ち、キャビン内のノイズキャンセリングシステムにより耳に心地よい音を与えてくれるほか、空力特性を極限に追求したフロントエンドにより、ドライブトレインの冷却能力を50%向上させます。

オプションのカーボンファイバートラックパッケージは、カーボンファイバーホイールやレカロシート、大型リアウィングを装備し、時速180マイル(288km/h)で500ポンド(227kg)のダウンフォースを生むといいます。

発売は今夏が予定されており、「GT350」より60,235USドル(約650万円)高価となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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