【新車】プジョーのクロスオーバーSUV「2008」がフルモデルチェンジ。ピュアEVも設定

●EVは50kWhのバッテリーを搭載。航続距離はWLTCモードで310km、NEDCモードで430km

パワートレインは大きく3タイプにわけられます。まず中心となるガソリンエンジンは、1.2L 3気筒ターボで、100馬力、130馬力、155馬力と3つのバリエーションを用意しています。1.5L 4気筒ディーゼルは100馬力と130馬力の2バリエーション。トランスミッションは6速MTと8速MTを適宜組み合わせています。

注目を集めるのは、ピュアEV仕様を設定していることでしょう。こちらのスペックは最高出力136馬力(100kW)、最大トルク260Nm。バッテリー総電力量は50kWhで、航続可能距離はWLTCモードで310km、旧来のNEDCモードでは430kmを誇ります。最高速も150km/hに達するというEV仕様の2008は、欧州でも”使える”EVとなるのでしょうか。

なお、発売時期については2019年内としか発表されていません。まずは欧州と中国向けに発売開始を予定しているということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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