●ワールドプレミア間近。「i20N」はGRヴィッツを超えるか?
韓国を代表するベストセラー・ハッチバック「i20」に設定されるハードコアモデル、「i20N」の開発車両をカメラが初めて捉えました。ベースモデルの「i20」は、2016年に世界累計販売100万台を達成し、2018年4月にフェイスリフトを受けています。
「N」は2015年にヒュンダイが立ち上げた高性能ブランドで、2017年に第一弾として「i30N」が発表されており、「i20N」は第二弾となります。
捉えたプロトタイプはi20改良型のテストミュールのため、ディテールは不明です。しかし、ローダウンされたボディの足元にはレッドブレーキキャリパーを備える高性能ブレーキ、215/40 R18のPirelli P-Zeroタイヤを装着しています。また強力なターボエンジンを予想させるデュアルエキゾーストパイプも見てとれます。さらに、ハードセッティングされたスポーツサスペンションも装備しているはずです。
パワートレインは、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDI」エンジンを搭載。標的とするライバル「GRヤリス(ヴィッツ)」が1.6リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力250psと予想されており、200ps以上のパワーは欲しいところです。ただし、同エンジンを積むキア「Ceed GT」が201psを発揮するため、それほど難しいことではないと見られています。
現行i20は2014年から発売されており、2021年には第3世代へバトンタッチされます。そのため、Nモデルのワールドプレミアは間近に迫っている可能性が高いようです。
(APOLLO)