公開直前の美しすぎる4ドアクーペ「BMW 8シリーズ グランクーペ」をキャッチ

BMWのラグジュアリークーペ「8シリーズ」の派生モデルとなる「8シリーズ グランクーペ」のプロトタイプをフルヌードの状態でカメラが初めて捉えました。

グランクーペは、2ドアの「クーペ」、オープンの「コンバーチブル」に続く8シリーズ・ファミリー第三弾となる、ハッチバックを持つ4ドアクーペです。

キャリアカーで輸送中に捉えたプロトタイプは、ハッチゲート周辺にカモフラージュ用ステッカーがはられているだけで、シャープなヘッドライト、コーナーエアインテーク、プレスラインなどをはじめ、ウィンドウ形状、フロントフェンダーのエアアウトレット、テールライト、リアバンパーにいたるまでデザインが見てとれる、フルヌード状態といっていいでしょう。

リアクォーターウィンドウでは、BMW伝統の「ホフマイスター・キンク」が採用されておらず、同ブランドにおける新世代アイデンティティを予感させます。また捉えた開発車両のアグレッシブな前後バンパーから判断してV型8気筒搭載の「M850i」の可能性が高いようです。

室内では、「クーペ」や「コンバーチブル」からダッシュボードデザインを継承。12.3インチのデジタルインストルメントクラスタとインフォテインメントシステムのための10.25インチタッチスクリーンディスプレイを配置し、同ブランド最新のコックピットシステムを搭載します。

パワートレインは、最高出力320psを発揮する3.0リットル直列6気筒ディーゼルターボの「840d」にガソリンエンジンが新たに設定されるほか、最高出力530psを発揮する4.4リットルV型8気筒ガソリンターボの、「M850i」がラインアップされます。また頂点には、600psを超える「M8」の設定が確実視されています。

グランクーペは、6月25日から27日にドイツ・ミュンヘンで開催さされる「BMW Group #NextGen」でのワールドプレミアが濃厚です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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