●80’s・90’s向けの「MICHELIN MXV3-A」が最新技術で復刻
2019年5月、ミシュランタイヤからクラシックカー用タイヤの「MICHELIN MXV3-A」が発売されます。サイズは195/60R14 86V、195/65R14 89Vの2サイズで、価格はオープンプライスです。
対応車種は、アルファ75、アウディ80、シトロエンBX、ホンダ・シビック1.6 DOHC、ホンダ・プレリュード2.0i 16S、日産パルサー1.8i 16V、三菱ギャラン2.0iなどとなっています。
ミシュランは、30年代から70年代の終わりまでに製造された多様な車種に装着可能なクラシックカー向けのタイヤを揃えています。1930年代のタイヤをはじめ、Xシリーズ、XASシリーズ、XWXシリーズ、TRXシリーズ、VINTAGE TUBESがクラシックタイヤシリーズとして用意されています。
1992年に日本国内で販売が開始された「MICHELIN MXV3-A」は、一般的にヤングタイマー世代(初年度登録より約15年〜30年を迎える1980年代〜1990年代前半に販売された車両)と呼ばれる当時のハイパフォーマンスラグジュアリーカー向けに開発されました。
優れた操縦安定性とウェット性能を備えながら、スポーティさと快適性という異なるニーズをひとつのタイヤに集約されているのが特徴でした。 今回、当時の開発コンセプトと外観はそのままにミシュランの最新技術を投入することで、装着車両はもちろん、現代の路面環境に最適化された新たなクラシックタイヤとしてラインナップされます。
日本ミシュランタイヤでクラシックタイヤを担当する鈴木義子氏は「ここ数年、海外を含め日本においてもクラシックカーへの人気が高まっている傾向にあり、外観含め当時の車両本来の乗り味を楽しみたいという要望を多くいただきます。ミシュランではそうしたユーザーニーズにお応えできるタイヤを提供することで、より多くのクラシックカーファンに走る楽しさと安全を提供できると考えています」とコメントしています。
(塚田勝弘)