10 年ぶりの復活。BMW X5Mが600馬力で今秋デビュー

●10年ぶりに復活するX5Mは圧倒的なハイパフォーマンスを発揮

BMWの大型クロスオーバーSUV・新型「X5」に設定されるハードコアモデル、「X5M」のプロトタイプをニュルブルクリンクでカメラが捉えました。

「M」社純正のハイエンドモデルとなる「X5 M」は、2009年に第2世代「E70」型に設定されていましたが、2013年から発売されている現行モデル「F15」型には「M Sport」のみの設定となっていたため、10年ぶりの復活となります。

ニュル高速テストで捉えた開発車両は、これまで隠されていたヘッドライトのアウトライン、リップスポイラー、5つの異なるエアインテークを持つアグレッシブなフロントエンド、新グラフィックのテールライト、大型ルーフスポイラー、新型X5と差別化されるクワッドエキゾーストパイプなどが見てとれます。足回りには、Mブレーキキャリパー、クロスドリル・ブレーキディスクローターなどが確認できます。

パワートレインは「M5」と共有する4.4リットルV型8気筒Mツインパワーターボエンジンを搭載し、最高出力は現行モデルの575psから600ps以上へ向上。最大トルクは750Nmを発揮。8速ATと組み合わされ、全輪駆動「xDrive」が標準装備されます。

プラットフォームには、BMW「7シリーズ」や「5シリーズ」から流用される「CLAR」を採用し、現行モデル比300kgの軽量化が噂されておりスーパーカー並のハイパフォーマンが期待できるでしょう。

ワールドプレミアは、2019年10月以降と思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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