セアトの欧州Dセグメントハッチ「レオン」の次期型を、ニュルブルクリンクでカメラが捉えました。
捉えたフロントマスクは、シャープに切れ上がるヘッドライト、ドット模様のグリル、フォグランプを備えるワイドなエアインテークなどが完全に露出。同じ「MQB」プラットフォームを採用する兄弟モデル、VW「ゴルフ」やアウディ「A3」の中で最もスポーティなデザインになると噂されています。
現行モデルよりルーフエンドは丸みを持ち、かなり寝かされたリアウィンドウも特徴的です。
キャビン内では最新世代のインフォテインメントシステムを搭載。ナビだけでなくアプリやシステムの機能などに関しても無線でアップデートが可能となります。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒の48Vマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドが予想され、後者は電気走行だけで31マイル(50km)の航続と思われます。
セアトは、3月のジュネーブモーターショー2019にて、ハイパフォーマンスブランド「クプラ」からクーペSUVコンセプト「Formentor Concept」を発表しました。最高出力245psを発揮するプラグインハイブリッドを搭載しますが、高性能「クプラ レオン」にも搭載されることがアナウンスされています。
2014年には、「レオン・クプラ280」がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、市販FF車の最速の7分58秒44を記録しており、再びその王座へ期待もかかります。
レオン次期型には、ワゴンとクロスオーバーSUVの派生モデルが設定されると予想されますが、まずはレオン ハッチバック新型が9月のフランクフルトモーターショーでお披露目となりそうです。
(APOLLO)