メルセデスAMG史上最速の「GT ブラックシリーズ」、市販型を初スクープ!

メルセデスAMGのハードコアモデル「AMG GT」ファミリーの頂点に君臨する「AMG GTブラックシリーズ」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

捉えた開発車両は「GT Rプロ」と多くの類似点を共有していますが、いくつかの違いも見られます。

フロントエンドには、パナメリカーナグリルと接するカナード、フロントリップスポイラーを装備。またそれを支えるブラケットは「GT Rプロ」より明らかに大型です。サイドにはフロントフェンダーのエアベントにカナードが装着され、サイドスカートや大型ブレーキキャリパーも確認できます。リアエンドでは、大型のリアウィング、クワッドエキゾーストパイプも専用のデザインとなっています。

心臓部には、GT Rプロと共有する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。GT Rプロでは最高出力585psを発揮し、「GT 63S 4ドアクーペ」では最高出力639ps発揮しますが、ブラックシリーズではそれらを凌駕する650psも噂されています。

またGT Rプロからの大幅な軽量化が図られるため、F1エンジンを搭載するハイパーカー「One」を除けば史上最速のAMGモデルになることは間違いないと思われます。

メルセデスAMG最高経営責任者であるトビアス・メアース氏は、このブラックシリーズが2020年にも発売されることを示唆しています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる