●登場以来約50年。革新的なフルモデルチェンジが行なわれるSクラス
メルセデス・ベンツの最高級4ドアセダン「Sクラス」の次期型プロトタイプをカメラが捉えました。1972年のデビュー以来、47年に渡ってブランドの顔として君臨しているモデルに、革新的フルモデルチェンジが行われます。
「MRA」プラットフォームをベースにした全く新しいSクラスは、ボンネットフード、ドアパネル、Dピラーなどにまとっていたパット入りカモフラージュがはずざれ、まるで4ドアクーペのようなボディシルエットが初めて露出。
細部はカモフラージュされていますが、新DRLを装備するフルマトリックス・ヘッドライトを装着し、リアエンドにはダイナミック・ターンシグナルを備える「CLS」に似たLEDテールライトの一部が見てとれるほか、隠されていたポップアップドアハンドルも初めて出現しています。
予想されるパワートレインは、直列6気筒ディーゼルターボやV型6気筒ツインターボのほか、2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジン+電気モーターを搭載するPHEVモデルなどで、EV走行だけで62マイル(約100km)の航続が期待されています。
さらにSクラスの「MRA」アーキテクチャと異なる、新しい「MEA」プラットフォームを採用するオールエレクトリックモデル『EQ S』の登場も濃厚のようです。
Sクラス次期型の登場は2020年内となるでしょう。
(APOLLO)