要ハズキルーペ!?になるほど出展社が多くて地図の文字が小さい上海モーターショーで見たおもしろエンブレム

■とうとう「平成最後」の「由美すべ」ですが、今回も上海モーターショーの話。

中国には私が聞いたところ約220社の自動車メーカー(ベンチャー含む)があるとのことですが、その正確な数は誰も把握でいていないとのこと。

その中でも勢いのある会社が上海モーターショーに出展していると思われます。しかしその数もあまりに多すぎて、会場で配られる会場の見取り図は、あまりの出展社の多さに文字が小さすぎて、ハズキルーペが無ければ読めないレベル(私の眼が老眼なのではありません。念のため(笑))。

でもその代わり、ぶっ飛んだクルマも多数みられるのが面白いのですが。

そして出展社の数だけ(場合によっては車種ごとにも)会社のシンボル、エンブレムがあります。当然、知らないベンチャー企業のモノは物珍しく…。今回はそんなエンブレムをご紹介します!

 

・トンボのエンブレムは「QIANTU(前途)」

 

 

・会社の名前「ENOVATE」の「E」の文字の縦棒を取った「三」のエンブレム。ちなみに私はこの会社の名前を、最初と最後の水色の「三」は読まずに「NOVAT」だと思っていました(笑)。

 

・「QUROS」は頭文字の「Q」。でもなかなかお洒落。

 

・同じ跳ね馬でもなんかちょっと違う…「HAMTENG AUTO」。

 

・5つの線がお花モチーフに見える「AIWAIS」。

 

・5つといえば斜め五本線の「WM Motor(威馬汽車)」。「5」という数字は中国で縁起が良いのでしょうか? ちなみに数あるEVメーカーの中でも、この会社は中国大手の検索エンジン「バイドゥ」が出資し、中国国内での評価が持つとも高いとのこと。

 

・「ZOTYE」はもちろん「Z」のエンブレム。「Z」って、それだけで絵になるアルファベット。しかもこのメーカーはいろんなクルマのそっくりカーが多いとの噂。

 

・蝶々モチーフ?と思いきや「XPENG(小鵬汽車)」の「X」モチーフのようです。中国のアリババなどの豊富な出資を受け、2018年にはオフィスをシリコンバレーに移すなど、勢いに乗っているようです。

 

・そして「BYD」。車名のエンブレムが「泰」「宋」「唐」など漢字のエンブレム。

中国車のデザインは、急激にお洒落になっていますが、実は私たちが期待している中国はこういうのだったりするのですが…(笑)。

(吉田 由美)