マツダ・アテンザは「マツダ 6」へ改名。FRへの駆動方式変更&直6搭載で2020年秋デビューへ

●車名変更は大幅なモデルチェンジの証!?

マツダフラッグシップ・4ドアサルーン、「アテンザ」の次期型に関する情報を入手しました。

アテンザは世界戦略車として2002年にデビュー。2008年には、往来の2.3リットルエンジンに代わりL5-VE型2.5リットルエンジンを搭載する2代目を発表。2012年には、「魂動」デザインを採用した現行モデルへとバトンタッチされています。そして2020年、アテンザは史上最大の進化を遂げることになりそうです。

制作した予想CGは、フロントノーズはやや伸び、より前衛的なフォルムとリヤに向かうに連れワイド感を増したシルエットに。Cピラー部分は若干傾斜し、クーペ風シルエットとなります。サイドスカート部は、張り出し部分とリヤ部分を切れあげたデザインで軽快さがアピールされ、フロントはグリル部分をワイドになりそうです。またそれに繋がるライトは細めにしたシャープなデザインで、アンダーグリルデザインも車幅いっぱいまで伸びており、迫力かつ踏ん張り感をもたせたものが予想されます。

パワートレインの目玉はアクセラ新型同様に「SKYACTIV-X」の投入です。2.0リットルガソリンエンジンであるロードスター並の走行性能を、1.5 Lディーゼルエンジンのコンパクトカーと同等のCO2排出量で実現できるのが最大の魅力です。さらに最高出力300ps以上を発揮する3.0リットル直列6気筒ディーゼルツインターボ+電動スーパーチャージャー「SKYACTIV-D」の設定が予想され、燃費、走行性能が大幅に向上するはずです。

マツダは、グローバル化強化のため新型「アクセラ」を「3」へ変更するとみられていますが、アテンザも同様に「6」へと車名変更される可能性が高いようです。最大の注目は、現行モデルのFFからFRへの変更です。より官能的な走りを実現すると共に、次世代プラットフォーム「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用、よりラグジュアリーな空間を提供してくれることが期待されます。ワールドプレミアは2019年には行われず、2020年秋と見ています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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